ウェブデザイナーに必要なのは、センスや才能ではありません。
これからウェブデザイナーになりたいと思っている方は、是非自信を持ってください!
センスがあって、絵やイラストが描けないとなれない職業ではありません。やりたい仕事、なりたい職業があるということは素晴らしいことです。
私が26歳のときにそうだったように、この記事を読んでいただく方にも、その気持ちを大切にしてほしいと思っています。
個人的には、ウェブデザイナーとしての能力が高い人は、その仕事を本当に楽しんでいて、努力している人なのではないかと思います。
デザイナーが知っておくと良い知識やスキルはこちらの記事でご紹介しています。
ウェブデザイナーに必要なスキルと能力
詳しくご紹介していきますので、よければ参考にしてみてください。
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ウェブデザイナーに必要なのはセンスや才能ではない
そもそも、センスや才能という言葉はすごく曖昧な言葉です。
絵がかける人や配色やバランスの取り方うまい人は、才能があるかと言えば、必ずしもそうではないと思います。
もちろんウェブサイトをデザインする上で、配色やバランスというのはとても重要なことです。でもそれは、恐らくこれまでの人生で、絵を描いたりデザインに触れる時間が長かったから「うまい」だけなのではないでしょうか?
才能やセンスは決して生まれ持ったものではない、ということが言いたいのです。
デザイナーが仕事をするとき、大切なのはその経験ではありません。
もちろんその経験が役に立つこともありますが、大切なのデザインするサイトの特性を見極めて、何を目立たせるかとか、いかにわかりやすく使いやすいサイトにデザインするか、というところの方が重要です。
それがデザインをする意味です。
そこを理解した上で、初めて配色やバランスが機能します。
配色や見た目のバランスは、世の中にたくさん公開されているプロの仕事を見て盗み、それについて深く考え、感覚を蓄えながら磨いていくことで、より早いデザインの上達が見込めます。
これがとても大切です。特に考えるということ。
イラストや絵がかけなくてもいい
絵やイラストが描けた方がいいに決まっています。
絵やイラストが描けた方が、幅広いデザインの提案ができることは間違いありませんからね。
ただ、描けなくてもウェブデザイナーにはなれます。
私がそうだったのと、同じように描けないウェブデザイナーを何人とお会いしたことがあるからです。
というのも、絵やイラストを必要としないウェブサイトも世の中にはたくさんあるんです。
もし、ウェブデザイナーを目指す方の中に、絵を描くのが好きな方がいらっしゃったら、それはそれで素晴らしいことです。
その強みを是非活かしてデザイナーを目指してください。
しかし、やはりそれ以上にウェブデザイナーに求められるのは、サイトの役割を理解してその役割を満たすデザインをする技術です。
是非覚えておいてください。
ウェブデザイナーとは別に、グラフィックデザイナーという業種もありますね。
そちらについてはこちらの記事でもご紹介しています。
ウェブデザイナーに向いている人・向いてない人
次に、ウェブデザイナーに向いている人、向いてない人についてご紹介します。
やっぱり何よりもウェブデザインが好きな人。
まず、こういう人は確実にウェブデザイナーに向いています。
技術の進歩の速さが顕著にあらわれる業界です。
なので常にアンテナを張って業界の流れを追うことが苦にならない人、ウェブデザインを楽しく追求できる人は確実にデザインの技術や幅が広がり良い結果を出します。
向いてる・向いてないの判断にふさわしいかはあまりわかりませんが、自分の仕事を作業にしないということも大事です。
ウェブディレクターから与えられたワイヤーフレームをそのままウェブサイトのデザインとして起こすのではなく、何か改善できることは無いか?と、より良いデザインが提案できる前向きな姿勢を持ったデザイナーは確実に向いています。
そういう人たちが多くの成果を上げ、稼ぎも増やしていっています。
ウェブデザイナーの年収について
逆に、インプットを怠りいつまでたっても同じデザインしか作れない人は、デザイナーとして成長するのは難しいです。
ウェブデザイナーの適正
ウェブデザイナーは美しく見栄えのいいサイトを作るだけが仕事ではありません。
ウェブサイトには目的があって、その目的をちゃんと果たすものに仕上げる必要があります。
要するに、自分の作りたいものばかりをつくるのが仕事ではないということです。
そこを理解している人は、ウェブデザイナーとして大きく成長できるでしょうし、向いている人だと考えます。
また、時にはクライアントやディレクターの要望に従わなくてはならないときもありますし、自分の不得意なジャンルのデザインをしなければならない時もあります。
そう言った苦しい状況の中でも常により良いデザインを作るという姿勢を見せる人が向いていると考えます。
そういう意味では、クライアントやディレクターの要望をちゃんと理解できることや、自分の作ったデザインの意図をちゃんと説明するためのコミュニケーション能力も、ウェブデザイナーになるための適正な能力と言えましょう。
逆に、そう言ったところをより慎重に丁寧にこなしていっている人は、やりがいを見出し楽しそうに仕事をしているように見えます。
ウェブデザイナーの将来性ややりがいについて
最後に
初心者・未経験ウェブデザイナーになることは決して簡単ではありませんし、時には忙しい時期もありますが、自分のデザインが何万人・何百万人に見てもらえる素晴らしい仕事だと思っています。
最初の話に戻りますが、デザイナーとして早く結果を出すためには、少しでも早く転職をしてどんどん経験を積んでいくのが、何よりのキャリアアップに繋がります。
独学でも勉強できないことはありませんが、効率良くデザインの技術を身につけるためにはスクールや専門学校で勉強するのがおすすめです。
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